【 f 】,【 g
】に入れる適切な数値ですね。本文を見てみましょう。
【 f 】
> Y君:なるほど。同じく工場又は営業所のアクセス回線では,サーバからの応答デー
> タの伝送時間が,次の計算式のようになりますね。
> 伝送時間(秒)=4,000×8 ÷ ( 【
f 】×10^3)
伝送時間(秒)はどんな式だったでしょう?
伝送時間(秒) = (データ量
× ビット/バイト換算) / (伝送速度)
伝送速度を計算すればいいわけですね。
伝送速度は、回線速度 ×
伝送効率です。しかし、B氏が、
>Z氏:(中略)ここでは簡単に,データ長を回線速度で割って伝送時間を求めます。
と言っていますので、回線速度が分かれば解けますね。
では、回線速度はいくらでしょう?
図2に解答がありますね。
工場、又は営業所のアクセス回線は、ADSL回線を用います。
サーバからの応答側ですから、1,500kbpsです。
【 g 】
>工場又は営業所1か所当たりの料金は,月額【 g 】円になりますね。
こっちは料金計算です。
久しぶりの料金計算の出題ですね。
下表とにらめっこです。
表 広域イーサ料金表(抜粋)
単位 円
料金項目 |
品目又は種別 |
月額料金 |
備考 |
中継網通信料 |
100Mbpsまで |
1,000,000 |
1アクセス回線当たり |
10Mbpsまで |
300,000 |
1アクセス回線当たり |
1.5Mbpsまで |
50,000 |
1アクセス回線当たり |
アクセス回線使用料 |
光ファイバケーブル |
40,000 |
1回線当たり |
ADSL |
25,000 |
1回線当たり |
回線終端装置使用料 |
光ファイバケーブル用 |
10,000 |
1台当たり |
ADSL用 |
1,000 |
1台当たり |
IGW利用料 |
インターネット接続速度
2Mbps |
200,000 |
FW,プロキシサーバ及びメールサーバ
の利用料を含む。 |
工場又は、営業所1か所当たりの料金を求めます。
(1)中継網通信料
ADSL 1,500kbps = 1.5Mbpsの契約ですから、
1.5Mbpsまでの50,000円ですね。
(2)アクセス回線使用料
ADSLですから、 25,000円ですね。
(3)回線終端装置使用料
こちらもADSLですから、 1,000円ですね。
(4)IGW利用料
IGWとは何だったでしょう?
探してみてください。
図2の下側に書いてましたね。
インターネットゲートウエイです。
これは、工場又は、営業所には不要ですね。
それぞれを足してみましょう。
50,000 + 25,000 + 1,000 =
76,000円になります。
(おまけ)
料金計算は、時間が掛かります。焦って解いて、結果間違えれば点数がありません。
点数が無い上に時間だけ無くなってしまったら、勿体無いので、他の問題を解き終わってから、
最後に戻ってくるのが上策です。
最後に戻ってきて、もし時間に余裕があったらなら、こういう吟味もやってみたらいいでしょう。
>Z氏:表に従って計算すると,本社では,月額350,000円になります。
Z氏がこのように言っていますので、自分の解き方で、ホントに350,000円になるか確かめてみれば
いいわけです。
(1)中継網通信料
光ファイバケーブルの
10Mbpsの契約ですから、
1.5Mbpsまでの300,000円ですね。
(2)アクセス回線使用料
光ファイバケーブルですから、 40,000円ですね。
(3)回線終端装置使用料
こちらも光ファイバケーブルですから、
10,000円ですね。
(4)IGW利用料
IGWは、本社でも不要ですね。
それぞれを足してみましょう。
300,000
+ 40,000 + 10,000
= 350,000円になります。
あってそうですね。
さらに、
>今回のケースでは,IGW利用料を考慮しても,FR網を高速化する場合より安く済みそうです。
の言葉を使って、吟味する方法もありますが、実際の試験の時間を考慮すると、
そこまでの時間は無いので、ここでは割愛します。
興味がある人は計算してみてください。
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