情報処理能力活用能力検定(J検) 2級
過去出題問題
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Tomのネットワーク勉強ノート |
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問題5 次の電子商取引に関する設問に答えよ。
<設問1> 次の説明文の【 】に入れるべき適切な字句または数値を
(1)〜(9)の解答群から選べ。
電子商取引とは、パソコンなどの端末から、通信回線を経由して行われる
商取引を指す。最近では、インターネットを使ったオンラインショッピング
としてさかんになっている。インターネットで電子商取引を実現するために
は、セキュリティや決済機能が欠かせない。
セキュリティ対策の主な方法に暗号化と認証がある。
暗号化技術には、秘密鍵暗号方式と公開鍵暗号方式の2つがある。前者の
方式は、後者の方式に比べ、暗号化・復号化の処理時間は【(1)】、鍵の
配布方法・管理は【(2)】であるという特徴があり、例えば、当事者同士
が1個の鍵を利用し、当事者同士以外に電文内容を秘密にして、10人の間で
通信をするとしたら【(3)】個の鍵が必要になる。秘密鍵暗号方式の代表
的なものとして【(4)】があり、公開鍵暗号方式の代表的なものとして
【(5)】がある。
公開鍵暗号方式では、2種類の鍵の使い方を取り扱えることで、aディジ
タル署名を行うことができる。この仕組みは、次のとおりである。(図参照)
<仕組み>
1.送信者は、電文からあるプログラムを利用して、ダイジェスト(要約文)
を作り出す。
2.このダイジェストを【(6)】を使って暗号化した暗号文を電文に添付
する。
3.受信者は、【(7)】を使って2.の暗号文を文字列に復号化する。
4.受信者は、送信された電文から1.と同一のプログラムを利用してダイ
ジェストを作り出す。
5.3.の文字列と4.のダイジェストが一致すれば送信者は本人であること
が証明される。
図 仕組み
また、送信者の正当性確認のために電子認証がある。認証とは、個人・法人の
存在、信頼性、正当性などを保証することであり、通常【(8)】が発行する公
開鍵証明書により認証が確保され、【(9)】を防ぐことができる。
(1)、(2)、(4)、(5)の解答群 ア.長く イ.変わらず り.単純 エ.短く オ.複雑 カ. (3)の解答群 (6)、(7)の解答群 ア.受信者の公開鍵 イ.受信者の秘密鍵 (8)、(9)の解答群 |
<設問2> 下線部aを利用することにより、どのような機能が実現できるか。
次の記述で適切な組合せを(10)の解答群から選ベ。
@第三者による電文の改ざんを防ぐことができる。
A第三者による電文の改ざんは防げないが、改ざんがあった場合、内容を
元に戻せる。
B受信者による電文の改ざんを検出できる。
C送信者による送信事実の否認を防ぐことができる。
D受信者による受信事実の否認を防ぐことができる。
(10)の解答群 ア.@とBとD イ.@とD ウ.AとBエ.AとC オ.BとC カ.BとCとD |
回答
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
エ | オ | ウ | カ | ケ | エ | ウ | オ | エ | オ |
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